◆よくある質問
Q | 大原ガラスはいつからガラスびんをリサイクルをしているの? |
A | 昭和21年(1946年)に創業し、それから75年以上、ガラスのリサイクル事業を営んでいます |
Q | ガラスびんって、何からつくられているの? |
A | ガラスびんは、主原料の『けい砂』に、『ソーダ灰』と『石灰石』を混ぜることによってできています これらの原料を混ぜ合わせ、1500℃の高温で溶かし、成型することでガラスびんができあがります |
Q | ガラスびんはいつ誕生したの? |
A | 大昔の記録によると、約5000年前には既に存在していたようです およそ3000年前のガラス容器がエジプトで発見されています |
Q | ガラスびんのいいところって、どんなところ? |
A | ガラスびんは空気をまったく通さないので、中身を長期間保存することができます。また、中身に容器の匂いが移らないので、食べ物や飲み物の味が変わることなく、おいしさをそのまま味わうことができます そのため、高級な食べ物や飲み物を保存するのに使われることが多いです また、透明で中身が見えるので安心感がある、様々な色や形のガラスびんを作ることができる、というのも特徴です 一度使ったガラスびんはリサイクルされ、再びガラスびんに生まれ変わることができるので、地球環境に優しい容器だと言われています |
Q | それじゃあ、ガラスびんの悪いところは? |
A | 他の容器に比べて、重くて割れやすいので持ち運びに不便なところです 最近では軽くて頑丈な軽量びんも作られるようになってきましたが、持ち運びやすさにおいて、軽くて丈夫な缶やペットボトルの方が優れていると言えるでしょう |
Q | カレットって何ですか? |
A | ガラスを細かく割って、異物を取り除いた、ガラスチップのことです カレットは『けい砂』の代わりに使うことができ、溶かすことでもう一度ガラスびんに生まれ変わります ※上の画像が回収された『ガラスびん』、下の画像が加工された『カレット』です |
Q | ガラスびんって、どんな風にリサイクルされているの? |
A | 皆さんの家庭や、お店で使われたガラスびんは、回収されて『無色・茶色・その他の色』に分けられます 回収されたガラスびんは、大原ガラスのような『カレット工場』に集められ、細かく砕かれてカレット(ガラスのチップ)になります 最終的に、カレットは『ガラスびん工場』でドロドロに溶かされ、形を整えられてガラスびんに生まれ変わるのです |
Q | ガラスびんを資源ごみに出すときに、注意することは? |
A | 1.簡単に外せるキャップや王冠などははずしてください(取り外しにくい中ぶたは、ついたままで構いません) 2.中身がない状態にしてください(油が多少ついていたり、びんに多少の汚れがこびりついていたりしても問題ありません。汚れが気になる場合は、水でさっとゆすいで排出していただけると助かります) 3.ラベルはついたままで構いません(特に、紙ラベルなどを手ではがすのは大変です。機械ではがすことができるのでそのまま排出していただいて構いません) 4.空きびん以外のものを混ぜないでください(特に、陶磁器、耐熱ガラス、照明用ガラス、哺乳びん、農薬などの毒物・劇物のびんは絶対に入れないでください) ※詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください ガラスびん3R促進協議会の『あきびんの排出ルール』のページ https://www.glass-3r.jp/gover/pdf/panf09.pdf ガラスびん3R促進協議会のページ https://www.glass-3r.jp/ |
Q | ガラスびんを資源ごみに出すとき、どうしてそれ以外のもの(異物)を一緒に混ぜちゃいけないの? |
A | カレットをつかって、ガラスびんをつくるとき、異物が混ざってしまうと、それらが溶けずに、ガラスびんの中に残ってしまいます 異物の入ったガラスびんは、そこからヒビが入り、割れやすくなってしまいます その結果、せっかくつくったガラスびんが使えなくなってしまうのです ※特に、陶磁器や耐熱ガラスは、混ざってしまうとガラスとの見分けがつきにくく、たった茶碗1つでも、割れてしまうと無数に散らばってしまい、すべて取り除くのがとても難しくなってしまいます ガラスびんをしっかりリサイクルするためには、資源ごみを出す時点でしっかりと分別をすることが大切です 皆さまのご協力、よろしくお願いいたします |
Q | どうして『無色・茶色・その他の色』に分けなきゃいけないの? |
A | ガラスびんをつくるときに、違う色のカレットが混ざっていると、にごった色のガラスびんになってしまうからです たとえば、絵の具で緑色を塗ったとき、黒い色が入ってしまうと、色が混ざり、黒っぽい色になってしまいます それと同じで、無色のびんをつくろうとしたとき、茶色のカレットが混じっていると茶色っぽい色になってしまうのです 綺麗なガラスびんをつくるために、色は混ざらない方がよいのですね |
Q | 年々、カレットの利用率が増えていると聞いたんだけど、どうして? |
A | (1)『けい砂』を使わないので、天然資源が節約できる (2)溶けやすいため、少ないエネルギーで済む (3)ガラスびんの原料である『けい砂』よりも安い こうした理由から、カレットが使われています ガラスびんをつくる技術が向上して、たくさんのカレットを使えるようになったことも要因のひとつです |
Q | 大原ガラスでつくられたカレットは、どこでどんな風に使われるの? |
A | 主に、ガラスびんをつくっている『ガラスびんメーカー』に出荷されており、再びガラスびんに生まれ変わります それ以外には、『断熱材(グラスウール)』『タイル』『路盤材』『発砲骨材(軽石)』『埋め戻し材』などの原料としても使われます |
Q | ガラスびんやカレットは、どんな風に運ばれるの? |
A | 大抵の場合、中型車や大型車などのトラックで運ばれます 遠くから、大量のカレットを運ぶ場合、船が使われることもあります |
Q | ガラスびんの3Rって、どういう意味? |
A | 以下の3種類の取り組みのことを言います (1)Reduce(リデュース:ガラスびんを薄くして、原料を節約する) (2)Reuse(リユース:ガラスびんを洗って、繰り返し使う) (3)Recycle(リサイクル:ガラスびんをカレットにして、びんの原料などに使う) 3Rに取り組んで、私たちの大切な地球を守っていきましょう |
※その他、ご不明な点や、詳細をお知りになりたい場合は、弊社総務部までお尋ねください
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